幸福を実感できる

社会や組織への適応度なども勘案すると、極端に概念・論理・倫理を突き詰める知性至上主義は、自滅的なマイナス思考のスパイラルに陥る危険性も高いですので、何事も程ほどに探究したり努力することが肝要なのでしょう。
18歳で高校を卒業して就職して結婚をする人は、性的な選択を含む精神的自由をある程度捨てて『安定・適応・生殖』に向かいますが、18歳から大学に進学する人、特に一定水準以上の難関大学に進む人は、自己の選択肢を未来へと延長することで可能性を高めることになります。

いずれにしても、自分で自分の能力や存在を社会的にどのようなものとして位置づけ、その理想自我との距離感が実際にどれくらいであるのかというこ とによって、主観的な満足度や幸福感が規定される以上、『これくらいの能力・意欲・知性があれば、自由や幸福を実感できる』とは言い切れない部分があり難 しいですね。

客観的には人がうらやむほどの権力や地位を持っていても、突然、自ら命を絶ってしまう理想自我と責任感が極端に高い人もいれば、客観的には不遇な 状況にあっても・・・・・・