人手不足対策

ワタミやゼンショーに「ブラック助成金」?

厚労省の「人手不足対策」に警戒の声 冗談じゃない。 どうして人手不足になるかを考えた上で対策すべきですよね。 10年20年と、ずっとデフレが進んできて、物価も下がるけど、 給料(というか人件費というか)も、下がり続けました。

一見、どちらも下がってるからいいじゃないか、と思いがちですけど、 問題なのは、買い手市場化がひたすら進行することなんですよね。 デフレだから、モノの価値は下がるけど、貨幣の価値が上がる。 つまり、モノは溢れてるけど売れない。 そうなれば仕事が減る。 ということは、今就いている仕事をめても、再就職がしにくい。

もしくはさらに待遇の悪いところばかりの可能性が高い。 だから労働者は、辞めたくてもなかなか辞められない。 これを悪用したのが、ブラック企業ですね。 労働者はなかなか辞められないから、 労働条件や待遇を悪くしても大丈夫。労働は確保できる。 労働者を消耗品にして使い捨てしているようなところもあるわけで。

物価が下がるから、それに対応して価格を下げるためには、 よほど強い企業でもない限り、必然的にそうせざるを得ない場合もある。 これがスパイラルしていたわけですよ。 でも今、安倍政権になってから、少しずつデフレが解消しつつあるわけですよね。 (消費税とか第三の矢は怪しいけど、トータルでは) となると、相対的に、物価が上がり、貨幣価値が下がり始める。 モノの価値が上がり、貨幣の価値が下がるということは、モノが売れるということ。 そうなれば仕事は増えます。

だから、デフレスパイラルの時とは逆に、 労働者は辞めても、再就職がしやすいし、もっと待遇の良い仕事に就ける可能性も上がってくる。 この結果の人手不足なわけですよ。 人が不足しているところというのは、 こうしたデフレスパイラル期に労働者を消耗品扱いしたブラック企業ですよね。 他にもっと給料の良い、もしくは労働条件の良い仕事があるのであれば、 そりゃあ辞めますよ。 デフレスパイラル期には、辞めるに辞められなかっただけなんですから。